3月 31

前作の「ビブリア古書堂の事件手帖―栞子さんと奇妙な客人たち」を読んで面白かった。古本屋巡りをする前に第二巻の「 ビブリア古書堂の事件手帖 2 栞子さんと謎めく日常」を読んでみた。

今作も古書をメインとしてミステリーが展開されていく。

今回、取り上げられている古書は
坂口三千代『クラクラ日記』(文藝春秋)
アントニイ・バージェス『時計仕掛けのオレンジ』(ハヤカワNV文庫)
福田定一『名言随筆 サラリーマン』(六月社)
足塚不二雄『UTOPIA 最後の世界大戦』(鶴書房)
だ。

第三巻が6月23日に発売されるようです。楽しみ。

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三上 延

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3月 25

昨日のアドマチック天国で東京藝大の大浦食堂名物の「バタ丼」というものを放送していた。

ネットで検索すると朝日新聞社の記事が見つかった「東京芸大・大浦食堂の名物「バタ丼」【食べてみた編】」だ。ここに作り方も記載もある。

案外旨そうだったので、実際に作ってみた。

東京藝大の大浦食堂名物の「バタ丼」

材料(今日購入した価格で算出)

  • もやし:1/2袋 19円(一袋38円で購入)
  • 木綿豆腐:半丁 48円(半丁48円で購入)
  • マーガリン:10g 7円(320g入りを228円で購入:10g当たり7.1円)
  • 醤油:9g 10円(醤油の値段は忘れたので適当)
  • ご飯:1合 60円(5kg1900円ぐらいで購入:1合60円)

ここまでの材料費の合計は144円!メッチャ安い!

作ってみて解ったこと。

  • 安い、旨い、早いの三拍子がそろった食べ物だった
  • 醤油マーガリンとご飯との相性が抜群!
  • もやしのシャキシャキ感が旨い
  • 一度食べたら癖になる可能性が高い
  • 藝大生のソウルフードと言っても過言ではないかも

お金の無い月末には十分満足できるフードですな。

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3月 20

古本屋には独特の雰囲気がある。店に入ると、オーナーと古本が醸し出すなんとも言えない空気を感じるのだ。それぞれの店が独自の雰囲気を持っている。ただ単に古い本が山積みになっているだけなのに。

「ビブリア古書堂の事件手帖―栞子さんと奇妙な客人たち」(三上延著)は、古書店を舞台にしたミステリーなのだが、内容は、著者の好きな本をミステリーじたてで紹介している本だ。

読んだ感想を一言でいうと「小説家(作家)ってやっぱり小説が好きなんだ!」ってことを改めて認識した。

まあ、当たり前と言えば当たり前だが、自分の好きな本を題材にして本を書いてしまうところが凄いとこでもある。

この本を読むと、実際に古書店に行って、夏目漱石や太宰治の本を探して読み返したくなる。

今度の休日に、古書店を巡ってみるのもいいかもしれない。

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3月 11

東日本大震災が発生して一年の時が経った。そして、福島原発の人災からも一年の時が経った。

そして、今このタイミングで映画「100000年後の安全」(DVD)を観てみた。

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世界で最初の最終処分場

2001年5月、フィンランド議会は原子力発電所で発生する高レベル放射性廃棄物の最終処分場をユーラヨキ自治州のオルキルオト島に設置することを決定した。これによりフィンランドは高レベル放射性廃棄物の最終処分場を世界で最初に決定した国となった。

現在の研究での高レベル放射性廃棄物の最終処分方法は、宇宙へ放出(太陽へ打ち込む)、海底へ埋める方法、地下に埋めるする方法などが考えられているが、現実的な方法として地下に埋める「地層処理」が一般的になっている。

2004年からオルキルオト島で世界初の高レベル放射性廃棄物の永久地層処分場、通称「オンカロ(隠された場所という意味)」の建設が始まった。

オンカロは、2020年までに運用を開始(2020年から高レベル放射性廃棄物の貯蔵が始まる)し、2120年ごろまでの100年間にわたり、どんどん高レベル放射性廃棄物を埋め続けるという計画。100年後に施設が満杯になった後は坑道を埋め戻して完全に封鎖するそうだ。

そして西暦102020年(なんか、デーモン閣下の年齢みたい)まで埋めておくそうな。

さて、高レベル放射性廃棄物の一つであるプルトニウムの半減期は2万4000年。 フィンランドでは、 生物にとって安全なレベルまで放射能が低下するには10万年が必要であると言われている。アメリカやフランスでは100万年とも言われてるらしい。

オンカロは、10万年にわたって高レベル放射性廃棄物を貯蔵することになっている。

10万年の長い時間に耐えうる建造物を現代の人間の知識で作ることは出来るのだろうか?というのが最初の疑問だ。

人類が過去に作った建造物で一番長い期間持ちこたえているものは、エジプトのピラミッドだ。しかし、ピラミッドでさえ約5000年という時間。10万年や100万年という時間からすれば、かなり短い時間と思える。

映画の中で、フィンランドが最終処分場をオルキルオト島を選んだのは、この場所が過去18億年において地層が安定しているからだと。

確かに、この場所はユーラシアプレートの真ん中付近にあり今後10万年程度は安定している可能性が高いことは素人でもわかるが、過去18億年安定していたからといって、今後も安定しているという保証はどこにもない。

日本の高レベル放射性廃棄物の現状

場所は変わって、現在の日本の状況はどうか?というと、先日、福島県内に中間貯蔵施設を建設するという話題があったばかり。

日本では「地層処分」するということが決まっていると電気事業連合会の「高レベル放射性廃棄物の処理・処分」に書かれている。要するにフィンランドと同じように地下に埋めるってことみたいだ。

ここで、気になるのがフィンランドはユーラシアプレートの真ん中あたりで地層が安定しているということで、まだ納得も出来なくもないが、日本は、いろんなプレートの端っこにある。

ユーラシアプレート、北アメリカプレート、太平洋プレート、フィリピン海プレートという4つのプレートの境界にある場所で地震がもっとも多い地域の一つに数えられる。

素人考えでは、そんな場所に「地層処分」なんてして大丈夫なんだろうか?と思う。

しかし!電気事業連合会の「高レベル放射性廃棄物の地層処分」というページの「適切な地層への処分」には以下のような内容が記述されている。

人間とその環境との距離を保つためには、地下資源開発など、人間活動の対象にならない地層で、しかも十分な深さをもち、地殻変動が少ないことなどの条件を満たす地層が必要です。
わが国では、(独)日本原子力研究開発機構が中心となって地層処分の研究が進められてきましたが、その結果、日本には火山や地震、断層活動の影響が少なく、今後10万年にわたって安定していると評価される地層が広く存在することが明らかになっています。

と書かれている。

え〜!本当ですか!?と言いたくなる。10万年にわたって安定している地層が広く存在するなんて信じられない。それは、日本中いたるところに断層があると思っているからだ。10万年もあれば、日本中にある断層のどれがどう動いても不思議ではないと思うのだが・・・。

はてさて、その広く存在する場所は一体どこなんですかね?

調査は実施したとは思うけど、なんらかの理由で場所は書かれていない。そりゃそうだろう。そんなことを書いたら、該当の地域の人は大騒ぎになることは間違いない。
もっと詳しくは、2000年の「特定放射性廃棄物の最終処分に関する法律」に基づき設立された実施主体(原子力発電環境整備機構、以下、「原環機構」という)が、最終処分施設の設置可能性を調査する区域の公募を開始し(原環機構、2002)、応募獲得に向けた立地・広報活動及び地層 処分技術の開発を行っているそうである。

原子力発電環境整備機構の最終処分地の公募についての「地層処分施設の設置可能性を調査する区域への応募をご検討のみなさまへ」のページを見ると、処分施設建設地の選定は平成40年前後ごろと書かれている。

フィンランドの例を見るなら、最終処分場の建設には16年の歳月を要することがわかる。

平成40年前後に選定なので建設開始は数年後だろうから、実際にできあがるのは平成60年ごろだ。因みに、あと40数年も現在の天皇陛下は生きていないと思うので年号は変わっていると思うのだが・・・。原子力発電環境整備機構も西暦で書いた方がいいんじゃないの?っていう指摘もしてみたり。

更に、フィンランドには現在4つの原発があり、この原発から出る高レベル放射性廃棄物を埋め尽くすのに現在建設中のオンカロと同等程度の施設を4つ程度建設するという。

日本では54基の原発があり、今ある原発の高レベル放射性廃棄物を処分するだけでもオンカロと同程度の施設を54〜60ぐらい建設する必要がある。各都道府県に1個以上をつくらないとならない計算になる。

なんと!日本の地下には高レベル放射性廃棄物だらけという状況になるのだ!

それだったら、太平洋プレートに埋め込んでそのままマントル対流に乗せて地殻内部で処理してもらった方がいいんじゃないの?とおもってしまう。技術的には難しいかと思うが、太陽に向けて発射するよりも安全かもしれない。

因みに、ウランなどの原発に必要な資源も有限である。ウランを取り尽くしてしまえば原発という発電方法はなくなる。はて、その時間があとどれぐらい続くものなのかは定かではないが、未来永劫原子力発電をする訳ではないが、ウランやプルトニウムを処分しなければならないことには変わりはない。

映画の話

映画の話に戻ると、他にも未来の人間たちのトレジャーハンティングで地下を掘り起こそうとするんじゃないのか、とか、どうやって、ここは危険であることを伝えていくのか?などを指摘している。

なかなか考えさせられるドキュメンタリー映画である。興味のある人は、一度観てみると良いかもしれない。

興味がなくても、観る方がよいとは思うが。。。

原発って、どう考えても問題だらけということを改めて認識した次第です。

参考URL

映画「100000年後の安全」公式サイト

WebD!CE「福島原発は地上のオンカロになるだろう」マドセン監督 インタビュー記事

Weblio「オンカロ

原子力発電環境整備機構

電気事業連合会

3月 11

書店で思わず買ってしまうという類の本がある。

この「 わたしの旅に何をする」もその部類だ。

この本(文庫本)の裏面のリード文には、こんなことが書かれていた。

私はついこの間までサラリーマンであった。ええぃ会社なんか今すぐ辞めてやる、そうだ今すぐにだ、という強い信念を十年近く持ち続けた意思の固さが自慢であるー(本文より)
「たいした将来の見通しもなく会社を辞め、とりあえず旅行しまくりたいと考えた浅薄なサラリーマンのその後」を描いた。

この文を読んで「これは読まねば!」と思い、直感的かつ衝動的に購入した。

旅が好きな人は、なぜ一様に同じパターンなのか?と思うが、社会人になって行動と時間の自由を奪われ、自由に世界を歩り回りたいという思いが募っていくのだろう。

自分の周りには、同類がうようよいて大方このパターンだ。自分もその一人であるので、他人のことをどうこう言う資格はない。

そして実際に会社を辞めた。しかし、まだ旅には出ていない。短期的には行ったりしてはいるが、長期的な旅には出ていない。

あ〜、世界中を旅したい。

本を読む前に、もう旅をしたい(元々旅をしたいと思っているので、本を読もうが読ままいが関係はないのだが)気分になっている。

さて、「わたしの旅になにをする」では、著者がサラリーマンの時代からサラリーマンを辞めた後の旅のエッセイが書かれている。

どの旅の話も面白く、今すぐにでも旅にでたくなる内容で楽しい。更に、文章のおもしろさが加わる。この本を電車の中で読んでいると少々恥ずかしい思いをするかもしれない。本を読んでいて、クスクスと笑ってしまうからだ。

旅の話はアジアの旅を中心に書かれているのだが、その中でネパールでみた「鳥葬」の話があった。

鳥葬?一体どんな葬儀なんだろうか?と読み進めると

「鳥葬(ちょうそう)」とは、チベット仏教で行われる葬儀、または死体の処理の方法のひとつのようだ。チベット仏教には、土葬、火葬、塔葬、水葬、鳥葬の5つがあるらしい。チベット高原に住むチベット人たちには、鳥葬が一般的らしい。

さて「鳥葬」とは、どんな葬儀、死体の処理方法かというと、遺体をバラバラにしてワシなどの鳥に肉を食べさせ、骨だけになったら、更に骨を砕き、砕いた骨も鳥に食べさせるというものだ。

凄い!

まずは、この一言につきる。

世界にはいろんな葬儀があるものだとも。

現代の日本では火葬が法的に決められる。江戸時代までは土葬もあったが、鳥葬は聞いたことがない。日本で鳥葬は死体損壊罪で有罪になる。

実際の写真を見たい人は「鳥葬」でGoogleの画像検索をするといくつか写真を見ることが出来る。検索された写真は画素数が多そうなので、最近の写真だと推測される。現在でもチベット人たちは鳥葬を行っていることがわかる。

世界はやっぱり広い。いろんな人と文化と宗教がある。

他にも旅で出会ったいろんな体験の話が書かれている。旅したいと思っている人には、旅へ出たいと思わせる一冊であることは間違いない。

最初から旅をしたいと思っていない人でも、旅することで世界には多様な人と文化、考え方、宗教があることを知ることができる。そして、実際に自分の目でみたくなる一冊だろう。

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3月 05

株式会社が増資を行うための方法・手順を勉強した。備忘録として記載しておく。

第三者割当増資と株主割当増資

増資の手続きには、以下の2つの方法がある(らしい)

第三者割当増資

<意味>

現在の株の割合に関係なく、既存の株主若しくは第三者に割り当てる場合

既存株主だけに新株を割当る場合も、持株比率に依存ぜす割り当てる場合は「第三者割当」になる。

<解説>

現状の株式保有状況(1株1万円の場合)

株主A:100株

株主B:50株

株式割合(持株比率)A:B=2:1

資本金:150万円

増資手続きによる引受株式数

株主A:200株 ← 既存株主

株主C:50株 ← 第三者へ割当

引受株式数の割合 A:C=4:1

増資金額:250万円

増資後の株式状況

株主A:300株

株主B:50株

株主C:50株

株式割合(持株比率)A:B:C=6:1:1

資本金:400万円

株主割当増資

<意味>

現在の株の割合に応じて、既存株主に平等に株式を割り当てる場合

<解説>

現状の株式保有状況(1株1万円の場合)

株主A:100株

株主B:50株

株式割合(持株比率)A:B=2:1

資本金:150万円

増資手続きによる引受株式数

株主A:200株 ← 既存株主

株主B:100株 ← 第三者へ割当

引受株式数の割合 A:B=2:1

増資金額:250万円

増資後の株式状況

株主A:300株

株主B:150株

株式割合(持株比率)A:B=2:1

資本金:450万円

赤字で記載した割合が同じになるようにする方法。

登録免許税

概要

増資を行う時は、登録免許税が必要となる。

登録免許税は増資金額によって異なる。

登録免許税の金額

株式会社又は合同会社の資本金の増加の登記に係わる「登録免許税額」は

増資した資本金の額の1000分の7の金額

(税額が3万円に満たない場合は、申請件数1件につき3万円)

となる。

詳しくは国税庁の「No.7191 登録免許税の税額表」を参照下さい。

<例>

700万円の増資をする場合の登録免許税額は

700万円×7/1000=49000円

となる。

必要書類

必要書類
  • 株式会社変更登記申請書
  • 取締役会決議書 (取締役会がある場合)
  • 株主総会議事録
  • 募集株式申込書
  • 資本金の額の計上に関する証明書
  • 払込があったことの証明書
  • 印紙台紙(登録免許税の収入印紙を貼る)
  • 委任状(代表取締役以外の代理人が登記所に赴く場合)
各書類

株式会社変更登記申請書

法務省のホームページに記載例と申請様式が掲載されている。この記載例を参考にして書類を作成するとよい。

記載例には、以下の書類の記載方法や注意点も含まれている。

  • 取締役会決議書 (取締役会がある場合)
  • 株主総会議事録
  • 募集株式申込書
  • 資本金の額の計上に関する証明書
  • 払込があったことの証明書
  • 印紙台紙(登録免許税の収入印紙を貼る)
  • 委任状(代表取締役以外の代理人が登記所に赴く場合)

法務省の参照先は「商業・法人登記申請」ページの「1-13 株式会社変更登記申請書(募集株式発行)」

申請様式:Word版PDF版別表(Excel)

記載例(PDF)

を参照下さい。

株式増資の手順

  1. 株主総会で新株発行の承認と新株の割当先の決定する。
  2. 取締役会で新株を発行することを決める(定款に取締役会の記載がある場合のみ)
  3. 出資者は会社宛に株式申込書を提出する。
  4. 払込期日に出資者は会社が指定する銀行口座に払込。
  5. 登記申請書類を作成し記名押印する。
  6. 登記所に申請する。

とまあ、こんな感じで進める。

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