5月 30

いつ頃かは定かではないが、コミュニケーションというカタカナ言葉の日本語が日本中で使われるようになった。

以前はそれ程でもなかったのだが、最近、妙にこの言葉に引っかかりを覚える。

何に引っかかりを覚えるのかというと、僕が認識しているコミュニケーションという言葉の定義と他の人が使うコミュニケーションの定義が人それぞれで違うことだ。

僕が理解・認識している「コミュニケーション」は、他の人の伝えたいことの理解とそれによってもたらされる行動だ。

これが、人によって、言いたいことを伝えるだけの人もいれば、伝えて理解するという人もいれば、僕と同じの人もいる。

この違いによって、この「コミュニケーション」という言葉を使った会話をしているときに、伝えたい人の認識や理解と自分の認識や理解のギャップが生じてしまうのだ。

相互理解を意味する言葉自体で、相互理解が出来ない状況になっているとも言えるのだ。

これでは「コミュニケーション」という言葉を使った意味がないと思ってしまう。

そんなことを考えているうちに、だんだん、この「コミュニケーション」というカタカナの日本語が好きではなくなってきたのだ。

さて、英語だとどういう意味の定義とニュアンスはどうなっているのか?気にならないわけではない。

5月 30

リスボンの次の訪問地はパリ。パリへ行くのは7年ぶりだろうか。シャルル・ド・ゴール空港でトランジットなら、2年前にスペインへ行ったときに来たが、市内へは行っていない。パリ自体を訪れたのは、もう7年か8年も前のことになる。

因みに、リスボンへ到着した次の日に、また火山が噴火してポルトガルのポルトやリスボンの空港は閉鎖されていた。BBCや地元のテレビニュースで搭乗客のインタビューを放送していた。

それから3日後に移動日で、この日も空港が閉鎖されたら、さて、どうやってパリへ移動すれば・・・。と考えながら空港へとやってきたのだが、この日は空港の閉鎖もなく飛行機は On Time で出発しそうだ。

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リスボン空港。そんなに大きな空港ではない。

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この便に乗る周りの人を見ると、みんなコートやセーターなどを着込んでいる。フム?何故?と一瞬思ったのだが、そんなに気にすることなく飛行機へと搭乗。

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今回搭乗した Airbus A320 。機体が凄く綺麗で、汚れがあまりついていない。掃除したてか、塗料の塗りたてなのか?と思ったら、機内もピカピカ!新造機であるようだ。

飛行機の新機に乗る機械もあまりないのだが、何事も新しいと綺麗で気持ちがよいな~などと思いながら2時間30分のフライト。

飛行機はあっと言う間に、パリのシャルル・ド・ゴール空港へ到着。

シャルル・ド・ゴール空港からはRERで北駅へ向かうことに。空港駅の自動販売機で切符を購入して、乗車したのはいいのだが、ちょうど混む時間帯だったのか途中から列車が混みだし、黒人の怖そうなオバサンに荷物が邪魔だといわんばかりの目線で見られトホホな感じで北駅へと到着。

流石に地下鉄に乗り換えるのも・・・ということでタクシーでホテルへと。

空港に着いたときに感じたのだが、異常に寒いのだ。ポロシャツに薄手のジャケットという格好の身には、かなりきつい寒さ。

あとで判ったことだが、この日の最高気温は8℃だったそうだ。そりゃ、みんなコートとか着るわな。

ホテルに着いて、まずは服を買いに街へと出かけ、結局、何故かパリでGAPの薄手のカシミヤセーターを50ユーロで購入。

パリまで来て、GAPで服を買わなくてもとも思ったのだが、あまりに寒いので、とっとと服を買って温まりたかったのだ。まあ、ユニクロで買うよりはいい。

そんな訳で、久々のパリの旅が始まったのだ。

5月 30

塩野七生さんの書籍は久々だ。いつもそうだが、今回の「日本人へ リーダー篇」もキレのある論理と文章で感服だ。

この著書の中で気に入った一節は

歴史に親しむ日常の中で私が学んだ最大のことは、
いかなる民族も自らの資質に合わないことを
無理してやって成功できた例はない、
という事であった。

だ。
歴史を研究し執筆する著者が言うのだから間違いは少ないだろう。民族を組織に置き換えたときに、この一節が成り立つと考えることが出来る。
組織にもその中にいる人々にも組織独特の資質が存在する。いわゆる「企業文化」だ。

組織の資質=「企業文化」に合わないことは、無理してやっても成功しないということになる。

ん~、考えさせられる。

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5月 29

リスボン観光1日目の夕方、ホテルに戻って休憩を兼ねて本を読んでいると、ついつい、うとうととして寝てしまった。ふと、気がつくと街が賑やかな感じ。何事かと思ってホテルの外へ出てみると、赤いユニフォームや赤い服などを着た人が、ラッパを鳴らしたりして、異様に盛り上がっている。

ホテルのロビーのテレビでは、ホテルの近くのエドゥアルド7世公園に人々が集まっている様子が映し出されている。そして、テレビの次の映像がサッカーで勝利した様子を放映した。どうやら、サッカーで勝ったようなのだ。結局、夜中2時ぐらいまで、熱狂的などんちゃん騒ぎは続いた。

その騒ぎは、リスボン観光2日目に行った日まで続いていた。2日目のロカ岬訪問からリスボンへ戻っても、街はまだまだ賑やかな感じ。路面電車に乗ってもう少し観光を!と思っていたのだが、その路面電車が一部で動いていない。

翌日、サッカーのドンチャン騒ぎが収まったかと思ったのもつかの間、今度は、市内の警備が一段と厳しさを増している感じなのだ。あまり、気にすることなくホテル近くを散策。平日の午前中は、いつもこれぐらい人通りが少ないのか?とも思ったのだが、どうやらそんな雰囲気でもない。市街地には路面電車もバスも動いていないし。

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そして、ふと気がついた、このポスター。Papa BENTO XVI Portugal 2010。

ん・・・。Papa といえば、ローマ法王。そして、どっかで見たことのある法衣姿の人物。

あぁ!もしや、ローマ法王ベネディクト16世がポルトガルに来るってことか?と。

ホテルに戻りテレビをつけるとポルトガルのテレビ局は、なんだかみな同じ映像が流れている。そして、予測は当たり、テレビの画面からローマ法王が映し出されている。

どうやら、5月11日、この日のローマ法王の予定は、午後、ジェロニモス修道院で歓迎式典、夕方、コメルシオ広場でのミサということらしい。

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ミサの会場であるコメルシオ広場へ向かうローマ法王を見るために道路へと出てみると、あふれんばかりの人、人。そして、ついにローマ法王のポープモービルがやってきた。この車は、メルセデス・ベンツの改造車。

そして、この後、ホテルでローマ・カトリックのミサをテレビで最初から最後まで観た。ポルトガルの国民の97%がカトリックという国民だけあって、ミサには多くの人々が参加していた。どうやら学校もお休みになったようで、ミサには、多くの子供たちも参加していた。

さて、ポルトガルと言えば、ギリシャ、スペイン、イタリアとともにEUの債務不安の国。この債務不安のお陰でユード安で少々お得な感じではあるのだが。さて、債務不安のポルトガルだが、サッカーの優勝やローマ法王のミサや普段の様子を観ていると、債務不安なんてなんのそのって感じなのだ。

ユーロ圏に入る前は、もっと貧しかったためなのか、それともユーロ圏に入ったことで、きっと最後は誰かが助けてくれると楽観しているのかはわからないが、希望がないとか、不安だとかという雰囲気ではないのだ。

通貨高や債務不安にイチイチ影響されても仕方ないのかもしれないと、逆に僕が思うほどなのだ。

これぐらいにおおらかに生きた方が、人生はハッピーかもしれない。

5月 24

ポルトガル2日目は、シントラとロカ岬へ。

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外国の駅は、どこも赴きがあってよい。これはロシオ駅。ここからシントラ行きの列車が出ている。

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この列車の乗ってシントラへ移動。因みに、シントラはこの路線の終点。

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世界の車窓から。

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ロシオ駅から約40分でシントラ駅へと到着。ロカ岬へ行くには、ここからバスに乗り換える。ロカ岬まで行くバスまでには多少の時間があるので、シントラ市街へと。この市街地へ行ったことが、この後のハプニングに繋がるとは思っても見なかったり。

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シントラの街は、静かなリゾート地のような雰囲気。王宮があったり、レストランがあったり。町並みが綺麗で、ゆっくり過ごすには良い場所だ。シントラ駅から王宮のある市街地まではバスで5分程度。ロカ岬行きのバスも近づいていたので、シントラ駅へ徒歩で戻ることに。

シントラ駅へ到着すると、ロカ岬へ行くバスの時間まであと3分ほど。バスは既にバス停に停車している。しかし、ちょっとトイレにいきたかったので、ダッシュで駅のトイレに入ってバスに飛び乗ったのだ。

さて、バスは出発してシントラの山の中をどんどん進んでいく。そして到着したのはPenaという場所。バスからみんな下車する。バスの運転手が、お前は降りないのか?(たぶん、そんなことを言っているはず。ポルトガル語なので、さっぱり解らないのだが)と。英語でロカ岬には行かないのか?と聞くと、Pena行きだと(たぶん。これまたポルトガル語だったのでわからないが)。この時、初めてバスに乗り間違えたことに気がついたのだ。

あ~、なんとしたことか。トイレに行く前に止まっていたバスは確かにロカ岬へ行く「403路線」のバスだったのだが、乗車したバスはPena行きの「434路線」のバスだったようだ。

仕方ないので、バスから降りてPena宮殿の観光をして、次のバスでシントラ駅に戻ることに。このPena宮殿も世界遺産に登録された美しい場所だ。「エデンの園」と呼ばれるほどの美しい宮殿があるのだ。

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Pena宮殿。これまた美しい宮殿。

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宮殿から望むシントラ山脈と大西洋。

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2時間ほどでシントラ駅へと戻ってきた。因みに、これがシントラ駅の駅舎。これまた赴きのある駅である。

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そして、今度こそ間違いなくロカ岬へ行くバスに乗車し、ついにやってきたロカ岬。シントラ駅から約40分ほどで到着。

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このロカ岬は、ユーラシア大陸最西端の岬で北緯38度47分、西経9度30分だ。これより先は一面の大西洋が広がっている。この先の大陸は、アメリカ大陸だ。

ロカ岬には、ポルトガルの詩人ルイス・デ・カモンイスの叙事詩「ウズ・ルジアダス」第3詩20節の一節「ここに地終わり海始まる(Onde a terra acaba e o mar começa)」を刻んだ石碑が立っている。

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この青年のように、雄大な大西洋を眺めて人間の小ささを感じたくなるのは理解できる。まあ、この人が何を考えているのかまではわからないが。。。

今回は、デジカメで動画もとってみた。雄大な雰囲気が多少でも伝わるかも。

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地球には、まだまだ美しい場所が沢山ある。

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午後4時すぎ、まだまだ明るい。このロカ岬に沈む夕日を撮影してみたかったが、夕日を見ていると最終バスを乗り過ごしそうなので、残念ながら帰路につくことに。

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帰路は、カスカイシュ駅を経由してリスボンへと。カスカイシュ駅で、この写真を撮っていたら警官から No Photo! と注意されてしまった。ポルトガルは駅で撮影禁止なんだろうか。

カスカイシュ駅からリスボンのカイス・ド・ソドレ駅までの路線も綺麗な海岸線沿いを走る列車だ。この路線も結構良いのでお勧めだ。

さて、ロカ岬だが、ここは人生で一度は訪れたほうがいいと思えるぐらいに素晴らしい場所だ。是非、この地を訪れて感動していただきたい。


より大きな地図で シントラとロカ岬 を表示

5月 24

リスボン第1日目は、朝から雨模様。仕方がないので、雨がやむまでホテルで本でも読んでいると、9時ぐらいに雨もやんだので、市内観光に出かけることに。

さて、この街だが、意外と歩いていける距離にいろんなものがありそうだ。ということで、地下鉄とか路面電車などの1日乗車券を買うことなく、一日歩いて散策。

まずは、交通機関の紹介。

交通機関は、ポルトガルの国鉄、市内の地下鉄、路面電車、ケーブルカー、バスとタクシーがある。

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まず最初に見つけたものは、ケーブルカーだ。この街は小高い丘が多い。

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こんなエレベータもある。

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コメルシオ広場。何かのイベントの為の準備が進んでいる。後に、大変なことにめぐり合いうとも知らずに。

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バイシャ地区。いわゆる繁華街だ。

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階段や坂がひたすらある。歩いてまわるには結構しんどいが、日ごろの運動不足解消も含めてひたすら階段と坂を登ることに。

因みに、この街を散策するには地図は必須だ。細い路地が多いので、自分が今どこにいるのか?を正確につかんでおかないと、坂道を上ったり下ったりするのでクタクタになる。

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細い路地と階段と坂を登って、グラサ展望台というところにやってきた。リスボン市街地が一望出来る。

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展望台の全景。人が少なくてよい場所だ。

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次に、サン・ジョルジェ城にやってきた。徒歩15分ぐらい。

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ここからも、リスボン市内や遠くにキリスト像も見える。写真では小さくて解らないかもしれないが。。。
この街は、いずこも綺麗な町並みで旅情を感じられる。人もそんなに沢山いなくて、ゴミゴミした感じもなくてちょっとお気に入りの街になりそうだ。

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ポルトガル警察もなかなか。セグウェイ、初めて生で見た。

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孔雀も久々に見た。

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リスボンと言えば、この風景。

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そして、リスボンと言えば路面電車と教会のこのショット。

そんな、こんなでリスボン観光初日はこんな感じ。1日歩いて疲れたので、この後ご飯を食べてホテルへと。


より大きな地図で リスボン観光 を表示

5月 23

今回リスボンで宿泊したホテルは、Hotel AVIZ だ。

このホテルを選んだのは、部屋で Free WiFi が使えるということ、地下鉄の駅から近いこと、便利そうなところにありながらお値段が安いことだ。

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部屋はダブルルーム。ダブルベッドだけあって広くてよい。落ち着いた雰囲気で綺麗だしいいホテルです。

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アメニティは、こんな感じ。

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外観は、こんな感じ。ヨーロッパのホテルは、外観は古いが内部は改装されていて綺麗になっているところがあるが、このホテルもこんな感じだ。

因みにエアコンがダイキンエアコンだった。ダイキンエアコンは、海外では結構売れている。いろんなところで見かけることが多い。

因みに Free WiFi は、部屋の中からは繋がらない。1Fのロビーエリアではセキュリティなしで利用が可能だ。
ネットを使いたいときは、ロビーまで行って使わないとならない。

Hotel AVIZ
Rua Duque de Palmela,32
1250-098 LISBON PORTUGAL
TEL (+351)21 040 20 00
FAX (+351)21 040 21 99
[gmaps:38.72386446080542/-9.150162935256958/14/480/360](comment)[/gmaps]

5月 23

今回の旅の道連れは、「1Q84 BOOK 1」、「1Q84 BOOK 2」、「1Q84 BOOK 3」、「レンヌ=ル=シャトーの謎―イエスの血脈と聖杯伝説」の4冊。

ハードカバーの本ばかり4冊でかなり重かったりもしたのだが、1Q84に関しては旅の途中でもやもやするのも辛いので全部を一気に読むことにした。

さて、最近話題の「1Q84」だが、流石に村上春樹だという内容だ。文章、アイディア、表現と、読者を全く飽きさせない。物語はいまさら、ここで書く必要もないほどに話題である。

村上春樹と言えば、前回読んだは「海辺のカフカ」以来だが、「海辺のカフカ」はやたらと難解だった記憶があるが、今回の「1Q84」は村上春樹にしては表面的には解りやすく読みやすい。

帰りの飛行機の中で、JALのCAとこの本で多少盛り上がったりもした。

1Q84 BOOK 1
1Q84 BOOK 1
おすすめ平均
stars遅れ馳せながら
stars村上ワールドのはじまりはじまりーーー★でも、これ読む前にカフカを読んで大丈夫だったらにしたら?
stars早くBOOK 2が読みたくなった
stars村上春樹の世界を楽しめます。
stars面白かった

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1Q84 BOOK 2
1Q84 BOOK 2
おすすめ平均
starsうわぁ、ワールドさく裂でどんどんハマっていっちゃうぅぅ★村上ワールド好きならね。ミーハーさんにはどうかしら?
starsこれで終りと思ったら
stars還暦を迎えたおじいちゃんの妄想小説
starsやっと「空気さなぎ」の粗筋が明かされる2巻
stars村上さんのメッセージ

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1Q84 BOOK 1
1Q84 BOOK 1
おすすめ平均
stars遅れ馳せながら
stars村上ワールドのはじまりはじまりーーー★でも、これ読む前にカフカを読んで大丈夫だったらにしたら?
stars早くBOOK 2が読みたくなった
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「レンヌ=ル=シャトーの謎―イエスの血脈と聖杯伝説」は、残念ながらこの旅の中では読み終わらなかった。。。感想は次回に。

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