5月 31

5月23日、旅の7日目は、バルセロナからマドリッドへの移動日だ。移動にはAVEというスペイン版新幹線を利用した。

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バルセロナ・サンツ駅の外観は、こんな感じだ。

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空港のような出発列車の時刻などが電光掲示板に表示されている。約半日分の列車が表示されていた。

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12:00 MADRID PTA. DE ATOCHAの新幹線に乗るのだ。

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因みに、この形どっかで見た事ある気がしてならない。小田急の新しいロマンスカーに凄く似ている気がする。ブログを書きながら、小田急の新型ロマンスカーの車内の様子も思い出したけど、たぶん同じだ。という事は日本製ってことになるな~。

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車内はこんな感じで、2列、1列の計3列の余裕のある座席設計になっている。日本の車両より多少幅が狭いのかもしれないけど、線路幅は広軌だと思うからそれ程でもないような気もしないでもない。あまり詳しくないので解らない。

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僕の席は、対面式の1列席だった。車内はトイレとかも含めて明るくて綺麗だ。乗っていて気持ちの良い列車である。日本の列車は比較的綺麗だけど、ここまでは綺麗じゃないな。車両が新しいせいもあるかもしれないけど。

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車内ではモニターも付いている。因みに、座席の足元には電源コンセントも付いている。PCを出して仕事している人もいた。この電源コンセントの提供は非常に便利なので日本の新幹線も全車両に導入してもらいたい。

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出発するとなにやら箱を配られたんだけど、何かと思ったらヘッドフォンだった。座席にジャックの差込み口がある。8チャンネルあった。

出発して車内のモニターで映画を上映していたんだけど、この映画が結構面白かった。ヘッドフォンで聞いてもスペイン語だから何を言っているのか解らないから映像だけを見ていたんだけど、結構笑える映画だったな。日本で観てみたい気がしないでもない。スペイン語がわからないので映画のタイトルもさっぱい解らないのだが。

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時速300kmのスピードが出ているが、結構乗り心地が良いのだ。300kmにしては全くと言っていいほど揺れなくて快適そのものだ。今回はこのバルセロナとマドリッドの移動にちょっとだけ贅沢をして1等を確保した。1等以上だと朝なら朝食、昼ならランチ、それ以外はスナック菓子が出る。まあ、要するに料金の中に含まれているってだけだが。因みに、写真を撮る前に食べちゃったので写真なしです。

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今回は訳あってJTBでホテルを予約したのだが、マドリッドのホテルは値段の割には良くない。まず、部屋からインターネット接続の環境がないのだ。無料とは言わないまでも、有料でのサービスもない。これは最初から予想はしていたが。次に、バスルームのアメニティが貧弱なのだ。体?を洗う石鹸しかない。そうは言ってもホテルの料金を多少ケチったので仕方ないと言えば仕方ないのだが。。。まあ、雨風しのげてお湯が出る風呂とベットがあるのでよしとしましょう。

毎回海外の初めてくる街ではホテル選びは結構困るものだ。安くていいホテルってなかなか見つからない。小さなホテルだとホテル自体のホームページも充実していないし、ホテルの予約サイトの情報に頼るしかないのだ。この予約サイトの情報が実に怪しくて全く信用ならない。そうすると口コミ情報しかないのだが、日本語のサイトだと口コミ情報はなかなかない。世界の口コミサイトってどこにあるのか解らないから、結局出たとこ勝負って事になる。

日本やアメリカはインターネット上にこの手の情報も充実しているけど、ヨーロッパだとホテルは沢山あるけど情報が少ないきがするのだ。

そんな訳で買い物がてらマドリッドの市内を歩いてみた。感想は、マドリッドって都会だ!って事。こんなこと書いたらマドリッド子に文句言われるかもしれないけど、バルセロナと比較するとやっぱり凄い都会って感じを受ける。街の中は車があふれているし、ビルは多いし、お店は沢山あるし、レストランも沢山ある。バルセロナにもあったけど、泊まっていたホテルの近辺は住宅街な雰囲気満点だったから、特にそんな感じがしたのかもしれない。

5月 28

あぁ~。20時間の長旅を終えて帰ってきました。

バルセロナからマドリッドへ移動した先週の金曜日以降は、ホテルでインターネットに接続できなかったので更新出来ませんでした。

書き溜めた記事をぼちぼちアップしていきます。

5月 23

今回の旅に持ってきた本で脳科学に関する本の3冊目が「脳と創造性」(茂木健一郎著)だ。そもそも、今回の旅の裏目的に、脳科学概論を学ぶことが実はあった。

一冊目の「思考の解体新書」は、医療現場の医師が「思考」(創造性)を医学の視点で解説した本である。
二冊目の「天才の脳科学」は、脳科学者で医師でもある著者が、脳科学にまつわる歴史を著者の豊富な歴史知識とあわせて解説した本である。
そして、この三冊目の「脳と創造性」は、物理学と法学を専攻し、医学にはあまり関係していない?著者の視点で、今の時代と照らし合わせて脳が作り出す「創造性」がこれから必要であると説いた本である。

この3つのそれぞれの著書の視点から、今回は脳科学概論を学ぶことを目的とした。

余談だが、実は今回の旅の行き先は実はどこでも良かったのだ。スペインだろうが、アフリカだろうが、南米であろうが。しかし、いろいろ考えて、出来れば言葉が通じないこと、観光するところがそんなにないこと(全く無いってのも寂しいので多少はあったほうが良かったのだ)、まだ行った事がない国ということ、インターネット接続環境がそれなりな国という条件だったのだ。で、スペインを選んだだけだ。サグラダ・ファミリアは、一度観てみたいとは思ってはいたのだが。要するに、空間的・時間的・言語的に隔絶された場所で過ごす時間が欲しかっただけだ。

さて、本題に戻って、なぜ今脳科学なのか?と思われるかもしれないが、これからは脳科学の知識が必要だと僕の脳の「クオリア」が感じたのだ。

「クオリア」とは、哲学の用語では「意味を形成する連合」ということになる。しかし、茂木はこの著書の中で表現している「クオリア」を『感覚質』(脳の中で認識される感覚)と定義している。このクオリア(感覚質)がこれからの時代に必要であると説いている。全く同感なのだ。

茂木も「脳と創造性」の「はじめに」の中で

もはや、決まり切った情報処理を大量にこなす仕事は、コンピュータにやらせておけばよい。以前だったら大量のホワイトカラーが事務処理をしなければならなかったような仕事が、今ではクリック一つで簡単にできるようになった。
その一方で、新しいものを生み出すこと、すでにあるものに新たな価値を付け加えることといった「創造性」の能力だけは、いくらコンピュータの計算速度が速くなり、インターネットなどの情報ネットワークが発達したとしても、人工機械には任せられない。それゆえに、人間の創造性の価値が高まるのである。

と言っている。

この本の初版が出版されたのが2005年4月5日なので執筆していたのは2004年だろう。その当時に茂木の脳は、時代の流れを認識し社会への系譜としてこの本を書いたのだろう。詳しく内容を知りたい方は是非一度読んでみるといいかもしれない。結構面白いし、茂木の知性を感じることが出来る一冊だ。

そんな「脳と創造性」という、この著書で僕自身が救われたことがある。

「ずれ」という脳の働きだ

この本を読むまで、ブログでも仕事の文章や資料でも、自分が書こうと思ったことと、実際にパソコンに打ち込まれた文章がことごとく違うことが良くあったのだが、この「違い」=「ずれ」は人間の脳の働きとしては当たり前だということだ。何かを書くという運動することの脳と書かれた文章を認識する脳が異なる。今まで、文章を書いていて、何でいつも思ったことと違うことを書いているのだろうと思っていた。自分の文章能力の低さが、このような「違い」=「ずれ」となっているに違いないと。作家や文章をうまく書ける人は、思ったことをすらすらと書けて、自分が表現したいことを少ない修正で書いているのだろうと思っていたのだが、どうやら人間の脳はそうは出来ていないということをしって救われたのだ。

この「ずれ」の感覚がすべての創造性の源の一つであると著者は説く。確かにその通りだと思う。自分の中の「ずれ」、仕事仲間との「ずれ」、日本人同士との「ずれ」、世界各国の人との「ずれ」。すべてに「ずれ」があるのだ。この「ずれ」の感覚を最大限に生かして、創造性を切り開いてみたいと思う。

とまあ、茂木の圧倒的な歴史・物理・脳科学の知識に圧倒されそうになりながら一気に読んでしまった。そして、この本から学べることがありすぎるのだ。自分が無知すぎるという話もあるかもしれないが。医学としての脳科学ではない、「脳と創造性」という本は面白い一冊だ。

脳と創造性 「この私」というクオリアへ
脳と創造性 「この私」というクオリアへ 茂木 健一郎

おすすめ平均
stars創造性は天才だけのものではない。
stars好奇心と知識の連動
stars私の中の茂木ベスト
stars創造的に生きるということ 一回性ということの意味
starsクリエイティヴィティは万人のもの!

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5月 22

脳科学と言えば著者のナンシー・C・アンドリアセンらしい。この分野は最近勉強し始めたばかりなので、まだまだ未知なる領域が多いが、前回記事を書いた「思考の解体新書」にも、この「天才の脳科学」(ナンシー・C・アンドリアセン著)が脳科学の分野での名著であると書いてあった。

「天才の脳科学」であるが、確かに名著と言ってふさわしい内容だ。人類が今まで研究してきた脳科学(神経科学)の歴史を紐解き、創造性とはいかなるものかを最先端の理論を踏まえて考察している。

  1. 創造性の本性―工夫に富んだ、人間の脳
  2. 歓楽宮を求めて―創造的な人物と創造の過程の理解
  3. 歓楽宮に到着して―脳はいかにして創造するのか
  4. 天才と狂気―創造性と脳の病
  5. 何が創造的な脳を創造するのか
  6. よりよい脳を作る―創造性と脳の可塑性

そんな中で面白かったのは、ルネッサンス期のレオナルド・ダ・ヴィンチとミケランジェロ・ブオナロッティの二人の天才の創造性がどのような環境要因によって生まれているのかを考察している点だ。
その環境要素は

  • 自由、新規、先端にいるという自覚

知的な刺激と自由に満ちた環境は、創造的な脳を作るのに理想的である

  • 創造的な人たちの臨界量

創造的な人々は創造的な人々に取り囲まれることによって、より生産的より独創的になりやすく、そして、創造的な脳を刺激して新しい連絡と新しいアイディアを生む環境をつくる。

  • 自由で公正な競争的な雰囲気

創造的な人々は、個人主義であり、自信に満ちている。競い合うことでもっともよく成長する可能性がある。

  • 指導者とパトロン

創造的な人が独立心に富み個人主義であっても、やはり直接育てる人や支持する人に助けられている。パトロンからの感情のこもった、あるいは理解にもとづく支持は、こうした否定的な力の作業に対抗する重要な育成の源となる

  • 経済的な繁栄

豊かさは財政的な資源をもたらして、たくさんの人々を臨界量に達するほど引き寄せる

  • 環境の重要性

「生まれつきの創造性」はもっていても、支援する環境による育成なしには、それは実現されなかっただろう

という6つにまとめている。
この6つの思慮は、現代のビジネス環境にも当てはまるかもしれない。この環境を用意できれば創造的なものが出来る訳ではないとは思うが、出来る可能性は高いかもしれない点だ。現代でもベンチャーキャピタルやエンジェルの中には、こういった環境要素を踏まえて活動している人もいるのではないだろうか。

最後に著者は、現代の我々がこの脳科学を利用して自分の生活を豊かにする方法や、幼児教育の方法についても記している。これから子供が生まれる人、赤ちゃんを持っている人は是非この本を読んで独創性があって創造力のある人に育てれば、より良い社会が実現できるのではないかと思う次第だ。

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5月 22

バルセロナ2日目にランプラス通りに行った事は書いたのだが、ここで事件発生だ。

コロンブスの新大陸への航海などなどの思いにふけって、ホテルへ帰るべくランプラス通りを地下鉄の駅に向かって歩いていた。カバンをたすきにかけていたのだが、そのカバンのジッパーを開けている感覚を感じ取って振り返ると、若いスペイン人の兄ちゃん2人がカバンのジッパーを半分以上開けているのだ!

もう少しでカメラか何かを掏られるところだったのだ。振り返って「ふざけんな!」と言ってやったら、ウゥーとか言って消えていった。直ぐにカバンの中身を確認したが、まだ盗む前だったみたいで被害ゼロで済んでよかったのだ。

今までいろんな所は行ったが、スリに遭いそうになったことは無かったな~。

日本のスリで流石に、歩いている人のカバンのジッパーを開けて盗んでいく手口は聞いたことがない。スペインのスリは気合が違うっていうのか何というのか。

観光ガイドにも、ホテルにも日本語でスリに気をつけて下さいと書いた紙が置いてあった。驚いた事に、バルセロナの地下鉄の駅で日本語のアナウンスもされていたりするのだ。それ程までにスリが多いようだ。特に日本人が狙われるみたい。

まあ、日本の観光客は守りが甘い人が多いからね~。日本が安全過ぎるから駄目なのか、国民性なのかは定かではないが皆さんスペインのスリには気をつけましょう。

あと、ジッパー付きのカバンを肩にたすきにかける場合は、ジッパーの開け口のつまみが手前に来るようにしておくと、後ろから開けられないようになるのでより安全ですね。

5月 22

バルセロナ2日目は、グエル公園から始まりだ。

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ガイドマップ(地球の歩き方ですが)によると、地下鉄3号線の Lesseps 駅からとガイドされているが、次の Vallcarca 駅からの方が近そうである。Lesseps 駅からは約1.2kmぐらいの距離を歩くことになる。ガイドブックなんぞは、そんなものとは思っているが。

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しかし、ガウディのデザインセンスというのは尋常ではない。建築デザインは専門ではないが、この発想にはあやかりたいものである。

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グエル公園にたたずむ少女。一人でたたずんでいるところが妙に印象的で絵になっていたので思わず撮ってみた。

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ランブラス通りにやってきた。バルセロナの繁華街。しかし、すごい人である。

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ランプラス通りにあるサン・ジョセップ市場によってみた。これまたすごい人。

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肉屋さん。いろんな肉やソーセージが豊富に売っている。

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ソーセージ専門店っぽい。スペイン語は全くもって駄目なので何が書いてあるのかさっぱりわからないがいろいろあるみたい。

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この頭部は、ヤギ???ちょっとエグイけど、動物の肉を食べるということを再認識できるかも。
日本の最近の子供達は、スーパーの切り身の肉しか見たことないと思うから、こういう状態を見せて、動物を食べているということを認識させたほうがよいかもな。

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豚だってある。

その他には、八百屋さん、魚屋さん、果物屋さん、ナッツ屋さんなどなどいろんなものがあって結構楽しいところだ。ただ、お腹がすくという欠点はある。市場に隣接してレストランがあるのだが、これがまたいいにおいがしてきて思わす食べたくなるが、残念ながら激混みなので止めましたが。パエリアを食べている人もいたりしましたが、このパエリアの鉄なべのサイズが結構でかくて、あれは一人では食べきれないと思ってしまうサイズなのだ。一人旅の悲しいところは、胃袋も一つしかないという事だ。何人かで旅すれば、一人一品注文しても沢山の種類が食べられるのだが、一人旅ではそうはいかないところが悲しい。。。

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そんな訳でゴシック地区というところにあるカテドラルにやってきた。このカテドラルは、バルセロナの守護聖女サンタ・エウラリアが眠っている。

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この黒いマリア像が人気だそうだが、理由は不明。

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バルセロナ市民の足として利用されているレンタル自転車、その名も「bicing」だ。市民しか利用できないところが残念である。観光客用のレンタル自転車はやっぱり必要だと思う。鎌倉とかにはあるけど、海外にはなかなかない。公共の交通機関を利用するのもいいのだが、レンタル自転車は環境にもよいし是非世界中で展開してほしいものだ。というか、そう思ったら自分でやれってことか。。。

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bicing の機械。写真の下の方の左側にICカード(たぶん)を近づけるとロックが解除される仕組みのようだ。

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王の広場にやってきた。写真の奥にある階段は、コロンブスが新大陸を発見し航海から戻った時に、イザベル女王に謁見するために登った階段らしい。
歴史を感じる。その時の情景はどんな感じだったのだろうか。

写真は Flickr のサイトの「ぶらり旅~スペイン編~2008年」setに。Flickrの写真にもコメントを付けてみた。

5月 21

「思考の解体新書」かなり仰々しいタイトルの本だが、いわゆる脳科学の本であり、医学書に近い本である。著者の林氏は、脳低温療法で有名である。

その林氏が、脳の中で思考がどのようにして生まれ、創造性と独創性を構築しているのかを解説している。著や自身が医師である為、医学的な内容もふんだんに出て来るのだが、一般の人の脳力をどう活性化したらよいのかという事が書かれおり参考になるところが多い。脳力開発系の本は、他にも沢山あるがやはり医学的な証明を踏まえた内容には説得力がある。

第1章 記憶の発生プロセスが示す「考える脳機能」の合理性
第2章 脳には間違う仕組みがある
第3章 我々は「考え」についてどこまで理解しているか
第4章 遺伝子と思考
第5章 脳はどのように考えをつくり出しているか
第6章 脳の力を発揮する自分という意識と本能のコントロール
第7章 凄い達人の運動能力を発揮する心技体と思考
第8章 創造性と独創性を構築する脳科学の物語
第9章 独創的創造力を高める才能開発マップ

ただ、自分の専門分野からして残念なのは「第3章 我々は「考え」についてどこまで理解しているか」の『人の脳の弱点を知る』の中で「知りたいという」本能の弱点について記述されているのだが

知りすぎるということは問題ないのではと思う方も多いと思います。しかし、知りたいという本能の過剰反応として、さまざまな人間破壊兵器の開発や、遺伝子操作による危険な生命体の誕生などが指摘されています。もっと身近な現象としては、コンピュータ社会の発達によって、人間の心の通った情報伝達能力が低下し、心の通ったコミュニケーションを行うことが下手になった人が増えています。

と言っている。
現在のコンピュータ社会(インターネット社会と言った方がよいかも)では、人類が今までに経験した事のないコミュニケーション手段が提供されている状況だと思うのだ。人類の今までのコミュニケーションは、1対1の対話だったり、複数人とのミーティング(会話・議論)だったりとか、これぐらいが限界であったのだが、インターネットの出現によって、一度に沢山の人とコミュニケーションをとる事が出来るようになってしまったのだ。今までも沢山の人の前で演説をするというコミュニケーションは存在したが、これとて情報の伝達の方向性が演説をする人から聴衆というコミュニケーションにすぎない。

これが現在のインターネット社会では、1対多の形態でありながら1対1のコミュニケーションの集合という形態になっている。これが一般の人に提供された事の意味は大きい。今まで人類が経験した事のないコミュニケーションの方法ではないだろうか。そのコミュニケーション方法に人間の脳がまだ対応方法に迷っていると認識したほうが良いのではないだろうか。

事実として、心の通った情報伝達能力が低下している側面も特に日本には多い気がするが、これはある側面だけである気がしてならない。この状況変化を人間の脳がどう反応していくのかという点は面白いかもしれない。

この本全体としては、医学的な専門用語やら理論や実験結果などはさておき、脳力開発の本として読むには良い本であし、最新の脳医学の知識も身に付く。興味のある方は読んでみては如何だろうか。

思考の解体新書
思考の解体新書 林成之

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5月 21

昨夜は、ホテルに到着して倒れこむように爆睡して朝7時に起床。バルセロナ1日目は、今回の旅で行ってみたかったところの一つのサグラダ・ファミリアへ。

地下鉄で2駅の移動だ。地下鉄に乗る為にホテルの近くの Clot 駅へ。

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バルセロナの地下鉄が少々変わっている点は、後何分で列車が来るのか?を表示する電光掲示板があるのだ。日本の信号についているようなイメージタイプではなく、分:秒で表示される。この「あとどれぐらい」の表示はせっかちな日本人の専売特許かとおもっていたらそうでもないみたいだ。しかし、暢気なスペイン人達にこの「あとどれぐらい」の表示は必要なのだろうかと思ってしまう。

バルセロナの地下鉄の話ついでにチケットインフォメーションなんぞを。

1回券:€1.30(均一)
10回券:€7.20
T-Dia(1Dia):€5.50 ->1日乗り放題のチケットね。
T-Dia(2Dia):€10.00 ->2日乗り放題のチケットね。
T-Dia(3Dia):€14.30 ->3日乗り放題のチケットね。
T-Dia(4Dia):€18.30 ->4日乗り放題のチケットね。
T-Dia(5Dia):€21.70 ->5日乗り放題のチケットね。

とある。1日目はT-Dia(1Dia)を購入した。

因みに、市内の地下鉄、バス、カタルーニャ鉄道が乗り放題と各種美術館などの割引がある barcelona card なんてのも売っている。ひたすら観光しまくるなら、この barcelona card を購入する方が良いかもしれない。

そんな訳で Sagrada Familia 駅に到着。

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地上に上がると目の前にサグラダ・ファミリアが聳え立っている。思っていた以上にデカイ。しかし、よくこんなものを作ろうと思ったものだし、まだ建設途中というところがなんとも良い。あと20年ぐらいかかるとか。

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確かに建設中である。内部には足場が組まれている。

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フォークリフトがかわいいデザインだった。

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塔に登ってみた。入場料(€8.00)とは別料金€2.00を払ってエレベータに乗って塔の上部へ。

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塔の上部から下を見てみると、やっぱいかなり高い。その場にいた日本人の夫婦の奥さんの方が、怖くて下が見られないと言っていたが、確かに真下を覗き込むと足がすくむ感じがしないでもない。

サグラダ・ファミリアの次はスペイン広場&カタルーニャ美術館のある地区へ。

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カタルーニャ美術館。えらく立派な建物だと思ったら昔は国立宮殿として利用されていたらしい。どおりでバルセロナが一望出来る場所にあるのも納得。

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こんな階段を上って美術館へ。

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カタルーニャ美術館からオリンピックスタジアムへ移動中に見たバス。サイドミラーがカタツムリの目みたいな形状のデザインが面白い。

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犬に水を飲ませる飼い主。シベリアンハスキーが必死になって首を曲げて水を飲んでるところが、人間そっくりな感じで面白かった。

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カタルーニャ鉄道の案内版。

因みに地下鉄のT-Diaのチケットだが、紙のチケットに磁気テープの形式なのだが、紙が貧弱で1日ポケットに入れていたら磁気テープの部分が折れ曲がって改札機を通らなくなってしまったのだ。地下鉄の職員がいる改札口から通してもらって地下鉄には乗れたのだが、5日券などをかったら相当丁寧に扱わないとイチイチ人がいる改札口を探す羽目になるので気をつけた方がよい。

写真は Flickr のサイトの「ぶらり旅~スペイン編~2008年」setに。Flickrの写真にもコメントを付けてみた。

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