森博嗣原作書き下ろしの「カクレカラクリ」が9月13日にTBSで放映される。ついに森氏もここまで来たか、という感じだ。一部のマニアには人気がある作家だと思っていたが、TVメディアに登場するような作品を書く事になるとはだ。そもそもは、このコカコーラ120周年記念番組の為に書き下ろしたものらしい。もうマニア向けの作家とは言えない。メジャーデビューの様なものか。
そんな、森氏の「カクレカラクリ」を昨日読んだ。8月23日に出版はされていたのだが、まだ読んでいなかった。いつもの森氏の著作に比べれば謎が簡単だったような気がしないでもない。まあ、マニア向けの謎にしたらテレビでは受けないだろう。そして、登場人物のキャラクター設定もいつもの作品に比べれば一般的だ。(この場合の一般的とはテレビ受けするぐらいのキャラクター設定という意味)
だいたい主人公の郡司とその友人のマニア度合いが、ちょっとレベルがいつもと違う。「廃墟設備」マニアな訳であるが、そのマニアっぷりテレビを意識してのレベル設定なのだろう。しかし「廃墟設備」マニアなんて聞いた事ない。キャラクターの背景も主人公はたぶん国立大学の工学部の学部生という設定だろう。そんな国立大の工学部の連中なら考えれなくもないところが味噌であるが。
森博嗣ミステリーマニアには、TVでの「カクレカラクリ」では少々納得がいかないかもしれないが、普通の人ならそれなりに楽しく観られるのではないだろうか。
| カクレカラクリ―An Automation in Long Sleep | |
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森 博嗣
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