4月 12

今や、インターネット上に繋がっているデバイスの種類が日を増す毎に増えている。コンピュータから始まり、携帯電話、セットトップボックス、ゲーム機、カーナビ・・・という具合だ。大体が Web browser をベースにして接続されていると思われるが、しかし、このデバイスの違いによって起こる問題も少なくない。

そんな、デバイスの違いなど Web Browser での限界を感じて、このデバイスの違いなどを吸収する為やパーベイシブ・アプリケーションという世界観」(Nakajima氏のブログ)を実現する為に作られたソフトウェアの会社が UI Evolution だ。

この UI Evolution は、かつて Microsoft で Windows98 や Internet Exploer などの UI (UserInterface) を開発していた Nakajima 氏によって起業された会社である。現在は、株式会社スクエア・エニックスのと資本提携している。

Nakajima氏は、最近 CNET で 「ネット時代のデジタルライフスタイル」というコーナーで記事を書いているので、ご存知の方も多いだろう。

さて、この UI Evolution という会社は、なかなかイケてるのだ。まず発想が凄い!そもそもの起業しようと思ったきっかけも去る事ながら、最近では blog による人材募集なども行っている。更に着実に数々の実績を上げているところは、先見の明があるとしかいい様がない。

直近では 「UIEngine で AJAX な RPG ゲーム」 や 「松下電器産業とスクエニの提携」だったり、セットトップボックスに組み込まれたりなどなどだ。(全て Nakajima 氏の Blog 「Life is Beautiful」 からの情報。詳しく知りたい方は Nakajima氏の blog を参照下さい)

今後は、全てのデバイスに標準で、この UI Engine が実装される様になるのかもしれない。Nakajima 氏の想いとしては、そんな事を想い描いているのかもしれないなどと思ったりもする。

そんなこんなで、ネットワーク系のエンジニア(最近ではマネージャの職務が殆どだったりもするが)としては、この UI Engine を使ったアプリケーションのトラフィック特性が気になるところである。

今やデータも音声も映像も HTTP (Port 80)上にのってトラフィックが流れる時代である。ネットワーク屋からすると、遅延を起こさないだけの帯域が提供されればいいのだが、世の中そんなに甘くない。インターネット上のトラフィックは、ISPなどの投資以上のスピードで伸びているのである。となると、インターネット上の何処かで Packet が Drop されたりなどが発生するかもしれない。そんな事が無いように、アプリケーションの通信特性に応じた優先制御や帯域制御を実現しないとインターネットを利用している人に、満足の行くサービスを提供出来ないという事態が発生しないとも限らない。
例えばだ、skype を使ってインターネット上で電話が出来るが、帯域制御などをちゃんとしないと、音声が途切れたり、電話が切断されたりなどという事が起こるのである。ただ(無料ね)なんだから、多少の品質は目を瞑ろうよ!って発想では、技術は進化しない。

現在のネットワークの技術では、この優先制御や帯域制御は、TCP/UDP の Port No によって制御されている事が多いのだが、全ての(ちょっと言いすぎかも)トラフィック(トラフィック特性の異なったという意味ね)が HTTP (Port 80)上に乗るという事は、Port No での制御は出来なくなるという事だ。

では、どうしたら良いのか?というと、OSI の Layer 5 以上で制御しないとならなくなる。例えば、SNS のような web service で、テキスト以外にも voice chat や video chat を複数のメンバーと実現しようとすると、web server と web blowser 間には、テキストと音声と映像(映像+音声)が同時に多数、同じ Port 80 (全てが一つのセッションとは限りませんが)上で実現される事も考えられる訳である。(今ならきっと XML での制御になったりするかもしれないな)

要するに、HTTP 上にトラフィック特性の違うデータが載るとすると、Stream(Packet)の中身をネットワーク機器が認識して優先制御などのネットワーク制御をする必要がある訳であるが、これが、なかなか一筋縄では行かない。更に、今、コンピュータ業界(結構広いな)では、SOA などがもてはやされているが、これは、基本的に XML で Service 間のデータ交換の制御をしている。という事は、ネットワーク機器もこの XML を理解して制御する必要がある訳である。
今現在でも、帯域制御装置などの専用装置は、アプリケーションの特性を Packet の中をチェックしてトラフィック制御を実現している機器は販売されているが、ISP の全てがこの様な機器を導入している訳ではないだろう。XML をハンドリングできるXMLルータなども徐々に実装が始まってはいるが、これは少々用途が違う。XMLルータは、XML の中身を解析して Message を Forward するというルータで、今のところ帯域制御などはしてくれない(はず)。

基本は、TCP/UDP の Port No による制御を実施している。TCP/UDP の Port No は RFC によってある程度は決められているが、同じ Port No 上での通信で XML ベースのアプリケーションであるなら、アプリケーションの作り込みに依存する可能性がある為に、簡単にはネットワーク機器でコントロール出来ないかもしれない。

さて、この問題、どの様に解決すべきなのか、思案思案である。

少々専門分野のお話になってしまったが、要するに、ネットワークも UI Engine などの登場によって、アプリケーションに応じて動的に制御可能な機能を提供しないとならなくなる様な気がしてならない。

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