8月 26

地球シュミレータという言葉を聞いた事がある人もいるだろう。その地球シュミレーションセンター長の佐藤哲也氏の著書が「未来を予測する技術」だ。

昔から人間は未来を予測してきた。占いだったり、祈りだったり。現代人はコンピュータというツールを使って昔とは比較とならない予測が出来るようになった。

著書の中でも書かれているが、この地球シュミレータというスーパーコンピュータの素晴らしいところは、世界中の人々の安全・安心の為に使われているという事だ。世界には、沢山のスーパーコンピュータがあるが殆どは軍事的な利用が主な目的になっている。

この地球シュミレータは、地球温暖化予測に25%、地球科学の予測に55%、残りの20%は一般企業の活動にも利用されているらしい。地球温暖化予測では、先日IPCCから発表された第4次評価報告書のデータとしても活用されていたり、地球科学の予測では、台風の予測だったり、地球には地磁気があるのだが、この地磁気は1万年から100万年の間でN極とS極が逆転する事があるという事なのだが、そのシュミレーションを担ったり、一般企業では、自動車の衝突シュミレーションに使われている。

一つ残念なのは著書の中で「未来を操る」などという表現が使われいるところだ。第二章の『未来予測は「祈り」と「占い」から始まった』の章では、人類が自然の中で共生しながら自然の法則を学んできたと書いておきながら、第八章の『二十一世紀はシュミレーション文化の世紀』では「未来を操る」と言った人間のおごりと取れる言葉が書かれている点だ。近年の人間は、科学で自然を操れるというおごりが、地球温暖化を招いたのである。この一つの言葉が、この本の矛盾を表しているような気がしてならないのだ。

未来を予測する技術 [ソフトバンク新書] (ソフトバンク新書 46)
未来を予測する技術 [ソフトバンク新書] (ソフトバンク新書 46) 佐藤 哲也

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