3月 25

重松清の著書は、泣けるものが多い。重松が描く主人公が僕の世代と似ているせいもあるのだろう。そんな重松清の「小さき者へも、同年代の主人公だったり、この年代の平均的な年連?の子供が主人公だったりの6つの短編集だ。

この短編の一つに「団旗はためくもとに」がある。この作品の中では、一つ勉強になった事がある。学生時代に応援団長をしていた主人公が自分の娘に応援団の「押忍(オッス)」の意味を教えているのだが、字の如く押して忍ぶわけだが

逃げながら耐えているんじゃない。押してるんだ、引いているんじゃなくて。口に出してああだこうだ言うんじゃなくて、黙って、忍んで、でも負けない。それが『押忍』の心なんだ

なるほどと思った。学生時代も今の応援団の「押忍」なんて特に興味がなかったから考えもしなかったけど、「押忍」の心を知ったら結構気に入ってしまったのだ。

今の時代には全く合わない言葉なのかもしれないけど、でも、気に入った。

小さき者へ
小さき者へ 重松 清

おすすめ平均
stars泣けるのは確か。
stars親として,子として
stars不器用に、でも一生懸命子どもを応援する父親
stars父親が出来ること
stars父親の子供に対する愛

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