久々に思いつきで旅に出た。
今回の旅は、2011年夏の青春18切符の旅の第一回目でもある。
さて、今回は、横浜から八王子までまずは移動。その後、中央線で甲府へ。甲府駅で空模様と雨雲レーダーを見て北上した方が雨に降られる可能性が低いと判。
北上すると目的地が小梅線にのって上田温泉あたりになる。しかし、上田温泉に到着が17時ごろになってしまう。17時に到着だと、到着したとたんに帰路につくことになる。温泉も入れない。
結局、雨雲レーダーの情報を無視して、雨雲の薄い南の方面へ向かう身延線へ乗車。そして、下車したのは、下部温泉。
下部温泉は、武田信玄の隠れ湯といわれた歴史のある温泉だ。
温泉街へ向かう途中にあった「砂金堀り大会」の看板。このあたりは、昔金山だったようだ。砂金堀りとは、少々魅惑的なイベントだ。そこで、温泉に入った後で立ち寄ってみた。会場は、金山博物館。大会には参加出来ないので、金山博物館を覗いてみると、金の含まれたこぶし大の岩石が展示されていたのだが、その岩石に虫眼鏡がセットされていて、虫眼鏡で見てやっと発見出来る程の大きさの金が岩石に含まれいる。
え〜、こんなに小さいの!と思わず言いたくなるようなサイズの金。まあ、砂金っていうぐらいだから、しかたないのだが。。。
下部温泉街に到着。
かなし、渋いというか、鄙びたというか、味のある旅館が多い。写真はないが、中には10階建ての新しめの旅館もあったが、全体には鄙びた感じではある。
しかし、かなり静かな感じの温泉街でのんびりと過ごすには良いかな。
今回、入浴したのは「古湯坊 源泉館」のお風呂。
なぜ、このお風呂か?と言えば「混浴」という文字に惹かれたことは間違いない。
さて、この下部温泉は、全体的に油温が低い。お風呂の中にあった説明によれば、29度〜31度程度のお湯。
実際に、温泉に足を入れた瞬間、少々冷やっとする感じがある。しかし、冷たくて入れない訳ではない。夏の海水といった感じだろう。夏ならちょうど良い温度かもしれない。
お湯に浸っていると、冷泉だがじわっと暖まってくる感じになる。温泉につかりながら、真剣に本を読んでいる人がいた。本を読みながらじっくりとつかる感じの温泉なんだろう。
温泉の説明にも入浴時間が2時間と書いてあったが、この温泉ならもっと長くつかっていることが可能だ。入浴時間の制限を設けるのもわかる気がする。
因みに、混浴は期待通り女子?はお婆ちゃんがいました・・・。
下部温泉を堪能した後、身延線の南下を続け、東海道本線の富士駅へ到着。東海道本線の列車の乗り換え時間を利用して駅の外に出てみた。
駅前では、お祭りをやっていた。たぶん、街のメインストリートに露天のお店が軒をつらねていて、ちょっと楽しそうな雰囲気。ちょっと歩いてみたい気もしたが、列車に乗ることを優先。
その後、熱海駅であまりに空腹なので途中下車して、ご飯を食べることに。熱海の駅前は、まだ19時なのだが、すでにお土産屋さんも、飲食店も閉店をしている。
まだ、開いていた中華料理屋さんでニラレバ炒め定食&ビールを食べて、再び東海道本線に載って帰宅。
とまあ、今回も思いつきで旅してみた。
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