大人になると、何故か「魚を綺麗に食べられるようになりたい」とか「魚を上手に食べられるようになりたい」という声を聞くようになる。
若い時は、肉が食べたいだろう。そして、ある程度年齢を重ねると、肉は胃にもたれるようになり控えるようになり、次第に魚を食べる機会が増えてくる。
そこで、ふと気がつくのだろう。魚の食べ方が綺麗じゃないと!
確かに、定食屋とか居酒屋で焼き魚とか煮魚の食べ終わった状態がひどい時を見かけるときがある。
しかし、なんで、そんなことを思うのだろう?。
育ちがわかるってこと?
魚をきれい&上手に食べられる人は、両親の教育&躾けがしっかりしているってこと?
なんでコンプレックスを感じるんだろう?
僕も子供の頃は、魚の食べ方がうまくなかったと記憶している。それが、いつ直ったのか?といえば、学生時代に一人暮らしをしていて、貧乏だったから、嫌いなもの、食べられるものは何でも食べるようになった。それだけだ。
親の教育や躾けなんて関係ないよ!と思う。自分の意識次第でなんとでもなると思う。
逆に、僕は、魚を食べた後が綺麗じゃない人を見て
「この人、お金持ちなんだ」
と逆に思う。
それでは、魚の綺麗な食べ方、上手い食べ方って何?と疑問が。
食べる所作が綺麗とか上手いってことなのか、食べた後の状態が綺麗ってことなのか?どっちなんだろう。
それぞれ、考えてみた。
食べる所作(作法)が綺麗・上手
これは、所作(作法)の問題だ。躾けとか教育の話になる。ある程度の躾けとか教育は、それなりにお金持ちであることの必要性がある。
ここにコンプレックスを感じるのは、わかる気がするな。自分も、ここには自信はないかな。
綺麗・上手な食べ方
和食
- 目指せ!マナーの達人「お魚の食べ方」(NHK出版)
- 「正しい魚の食べ方」って?!」(エキサイト)
洋食
- 「海外で恥をかかない食事マナーの常識(4)」(AllAbout)
-
洋食フルコースで心がけたい30のテーブルマナー「魚料理の上手な食べ方。」(HappyLifeStyle)
国内・海外問わず、所作(作法)は、身につけておいて損はないですね。所作を習得して恥をかかないようにしたいものです。
食べた後が綺麗
食べた後の状態では、要するに必要最小限のものしか残さないってことだろう。要は好き嫌いの問題かも。
では、具体的に何を食べ残すのか?
- 骨を残す
- 皮を残す
- はらわたを残す(秋刀魚の場合など)
- 頭と尻尾を残す(着いている場合のみ)
とまあ、こんな感じだろう。
必要最小限で残すポイントは
- 小骨は身と一緒に食べる
焼き魚の場合は、小骨も一緒に食べればカルシュウムも一緒にとれるので一石二鳥だ。だいたい、焼いてある小骨なら歯で噛めばくだける。
煮魚・蒸した魚の場合は、少々食べにくいので残さざるを得ないだろう。
- 皮も食べる
魚好きには当然のことだが、魚の一番旨いところは、身と皮の間の部分と骨にくっついている肉の部分だ。これを知らないのは非常に残念な気がしてならない。
- はらわたも食べる(秋刀魚の場合など)
これはある程度仕方ないとも思うが、これも美味しいと思うのだが。。。
- 頭と尻尾を残す(着いている場合のみ)
魚の中には、頭の部分を食べられる魚や料理方法もある。お店の人とかに聞いて、食べられるようなら、どんどん食べる。
ちなみに、さかなくんの魚の食べ方は頭から食べるそうだ。
実例
食べる前の状態
食べた後の状態
先ほどのポイントを実施するとこうなる。焼き魚の骨もついていた鰭も綺麗さっぱり。
ちなみに、これは僕の今日のランチです。
マナーを習得して、残さず食べる!できるところからチャレンジしてみては如何だろうか?
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